バプオン〔Baphuon〕はアンコール=トムの中心であるバイヨンから、北西に少し歩いた所にありました。クメール王がタイ王からの復讐を避けるため、この寺院に我が子を隠したという伝説が名前の元だそうです。
橋のような参道を通り、本殿に向かいます。雨期で参道の周囲には水が溜まり、緑が豊かです。途中の池で子供達が水浴びをしていました。
参道を半ば過ぎた所からの全景。建物自体は修復済みと言う事ですが、あちこちに崩壊が目立ちます。
近くから。ここから基壇を三つ分階段を上らねばなりません。
二段目の回廊、確かに屋根は「偽アーチ〔せり出しアーチ〕」です。
上は見晴らしがいいのですが、登るのは結構、大変でした。ちょっと年配の方も登っていましたが、かなり辛そうでしたね。