収蔵品
説明しなくても誰もが知っている有名作品が、見渡す限りに展示されています。
とりあえず羅列しておきます。
ドミニク=アングル。ダヴィッドと共にフランス古典主義を代表。
アングルの弟子、テオドール=シャセリオー。ロマン主義。
アレクサンドル=カバネル。
ウィリアム=ブグロー。
ギュスターヴ=モロー、象徴主義。大学の頃に京都でモロー展を見て以来、フランスで見たいと思っていた作家。モロー美術館も行きました。
トゥールーズ=ロートレック。キャバレームーランルージュは小っ恥ずかしく1人では行けませんでした。
フランソワ=ミレー。「落ち穂拾い」は一度京都で見た事が有り、久しい後の「再会」でした。
エドゥアール=マネ。当時としては非常にスキャンダラスだったことで有名な「草上の昼食」と「オランピア」も、オルセー所蔵です。
最近、京都に良く来るクロード=モネ。モネの睡蓮が一面に描かれているオランジュリー美術館も、オルセーのすぐ近くです。
日本でも人気のあるオーギュスト=ルノアール。このムーランドラギャレットは天窓の光が映え、まるで絵画の青が空の青であるかのように感じました。
ゴーギャン。
ヴァン=ゴッホ。
時計の裏で
「これは、どこかで見た!」って言い続けなければならないくらい、有名西洋絵画が集まるオルセー美術館。
パリ旅行中に二度、訪れましたがじっくり見たとは言えません。
二度目を見終え、軽い食事をとるため立ち寄ったオルセー5階のカフェで、前日レストランで出会ったカメラ好きな爺さんRONが言っていた言葉を思い出していました。
「4時40分にオルセーに行ってみなさい。五階のカフェの時計を通して見えるサクレ=クールは是非とも写真に撮っておきなよ」
残念ながら4時40分には行けませんでしたが、時計を通して見るサクレ=クールは一段と印象的に見えました。
RONには旅先の常で、メールすると言いながらまだしていません。今でも覚えてくれているかな。