島根県立古代出雲歴史博物館
出雲大社隣に2007年開館した新しい博物館で、近代的で綺麗でお洒落。ガラス貼りのエントランス二階にある喫茶店は冷房がまわらず、大変暑かったですが・・・
展示物そのものは、博物館の名が示すとおり出雲に関するもので大変充実しています。なかでも圧巻は、荒神谷出土の銅剣・銅矛・銅鐸。
壁に掛けられたキラキラした銅剣は、近年作成した模造品で錆びる前の状態を見せるためもの。本物は下の木製ケースに入れて展示してあるものです。
銅鐸も荒神谷出土のもの。
他にも邪馬台国の卑弥呼が、魏の明帝から貰ったとされる「三角縁神獣鏡」などが展示されています。
古代の展示と並び、最近話題になった高さ48メートルの昔の出雲大社の社殿に関する展示もありました。
社殿の想像模型。まんなかに見える白い豆粒みたいなのが神官の人形なので、高さが解ります。
発掘された社殿の柱。三本の木を束ねて一つの柱としていたそうです。
出雲大社参拝のついでに立ち寄るのがベストかと思いますが、見るべきものが沢山有りますので少し時間の余裕を持って訪れたい場所です。
〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東99−4 古代出雲歴史博物館