サーモスマイボトル洗浄器 APA-800

私のような講師業の流れ者は、毎日行く職場が同じとは限りません。来年は違う職場にいるかも知れません。なので、コーヒーや茶の用意を職場に置く気がなかなか起こらないんです。

ところが毎日の缶コーヒー代は積もれば馬鹿になりませんし、糖分も非常に気になる所です。

そこでステンレス魔法瓶を持ち歩くことにしました。候補はサーモス山専ボトルステンレスボトルライムグリーン FFX-500 LMGです。この商品、山専用と謳っているだけ有って保温力に優れています。その反面、保温力を高めるためか今の魔法瓶にしては注ぎ口が非常に狭く造られています。

気になるのは、本体の掃除。昔新聞屋さんがくれた小さいステンレス魔法瓶に紅茶を入れて使っていましたが、内部が茶渋で茶色になり取れませんでした。

そこで、ステンレス魔法瓶を買う前に、最新の魔法瓶掃除用品サーモスマイボトル洗浄器 APA-800を購入し、実験してみることにしました。

何かがおかしいですが、まあこれはこれで良いんです。

原理はサーモスのページで説明されていますが、完全文系で科学知識に乏しい私はなにやらさっぱり解りません。

実験してみる以外無いですね。用意したのは昔、茶渋が付ききってえらい事になっている魔法瓶です。

洗浄器本体はこれ。単四充電池三本を使います。

魔法瓶本体に、お湯と流行の酸素系漂白剤を規定量入れ、洗浄器をセットしスイッチを入れ放置します。電流が本体に流れ、みるみるうちに茶渋が取れる、はずです。

取れました、恐ろしいぐらいに…

見えにくいですが、水筒内部に見えているのが茶渋。内部にびっしり付いていた茶渋が、剥がれ落ちて浮いています。

これ実は洗浄二度目の写真で、一度目の写真は酷くてとてもお見せできません。あれだけ長年しつこくこびりついて取れなかった茶渋が、たった10分程度、二度の洗浄で綺麗に落ちてしまいました。因みに洗浄したボトルはタイガーの物です。条件さえ合えば、サーモス以外の物でも使えるようです。

「うーむ、恐るべき科学力だ」と納得し、拍手喝采を送ってしまいます。恐ろしい爽快感です。

これはステンレス魔法瓶を洗浄するのが楽しみになります。が、最近のステンレス魔法瓶はなかなか汚れません。早く汚れないかなあと心待ちにしているのですが、これって本末転倒…