10段階をつける

10段階をつけるときに

よくある話ですが10段階をつける際に「中間と期末と平常点20点を足して22で割る」とやってませんか。

それで10段階が低すぎて「次は21で割ってみる」「更に20で」とか。

当て物みたいな作業はやめて、関数を使ってもう少しスタイリッシュにつけましょう。

関数VLOOKUP

ここでは関数VLOOKUPを使い10段階を出してみましょう。

関数IFを用い条件を入れ子にしてつける事も可能ですが、数式がとても長くなるので避けます。

関数HLOOKUP〔恐らくVLOOKUPのVerticalに対しHorizontal〕の使用でも同じです。

 

 

ます関数の働きが解りやすいよう、5点刻みで20名の例と10点刻みの10段階の表で説明をしていきます。

検索方法がキモです

 

関数 =VLOOKUP(表から検索したい数値,参照したい表の範囲,表から取り出したい列,検索方法) → =VLOOKUP(C2,$H$3:$I$12,2,TRUE)

表から検索したい数値は点数なのでセルC2、参照したい表の範囲は絶対参照をつけて$H$3:$I$12〔もちろん、列は動かないのでH$3:I$12でも可〕、表から取り出したい列は2列目。

ただし検索方法が今回のキモで、近似値一致TRUEを選びます。

これは0でも代用可能です。

 

 

数式をドラッグするとC列がズレていきます。

きちんついてますよね。

何点以上が評価いくつ、この区切りをいじってやれば評価を調整できます。

完全一致にした場合

 

もし検索方法を完全一致FALSEもしくは2にしたらどうなるか。

 

 

こうなり、一致した点数のみに数値が入りますので使えません。

Updated: 2022年12月31日 — 5:40 PM