このコーヒーメーカー、案の定アメリカ製です。まあなんというか、この手のモノを考えさせると、アメリカ人の右にも左にもでる存在はないわけで、発想の自由さ・タブーの無さはとても日本人の及ぶ所では無い気がします。エアロプレス コーヒーメーカー、見た目は、まるでデカイ注射器です。
写真の筒にコーヒー粉16グラムほど入れてお湯を注ぎ、1分ばかり蒸らします。フィルターをセットしてからコップの上に乗せ、ピストンを押し下げコーヒーを抽出をします。淹れ方は色々な人が考案してホームページで公開しています。大きく分ければ、最初から写真のように逆さまにしておいてお湯を入れる方法、フィルターを先にセットしてお湯を注いでからピストンを押す方法の二通りです。
ドリップの下手な私が淹れるより、遙かに美味いコーヒーが僅かな手間で出来上がってしまいます。片付けも抽出後にフィルターに冷水をかけて温度を下げてやれば、コーヒー粉からフィルターが綺麗に外れるので、そのまま粉の塊を押し出してやればいいだけ。
少々話が大袈裟かも知れませんが、淹れ方をマスターしようと「技術」を磨きたがる日本人と、安直だが合理的な「道具」を発明しようとするアメリカ人。お国柄なんでしょうか、「その発想は無かった」でいつも感心します。
スノーピーク(snow peak) スタッキングマグ 雪峰 H450 TW-122、チタン製・二重仕様で保温効果もあり丈夫ですから、エアロプレスで淹るのにはぴったりです。これに淹れてそのまま飲んでます。