オール電化!
オール電化、それはそれなりに素晴らしいと思いますが停電時に関しては最悪です。
停電だけでも、煮炊きの一切が不可能となります。
うちはまさにそのオール電化、停電初日から炊飯調理ができませんでした。
まあ地震ならガスも止まってしまうでしょうから、オール電化でもガス併用でもあまり関係は無いんですが…
登山用ガスコンロ
私は全くアウトドア派ではありませんが、何というか道具好きです。全くもって自慢にはなりませんが。
趣味と万が一に備えを兼ね、SOTO レギュレーターストーブST310とカセットガスボンベ数本を買ってありました。
ほんまに人生、何が役にたつか全くわかりません。
Amazonから荷が届く度に「また無駄遣いを!」とオカンから叱られていたわけですが、今回の大活躍で小言もだいぶ減りました、全くの余談です…
その他装備品
偶然にも用意していたのはこれだけではありません。
UNIFLAME(ユニフレーム) 山クッカー 角型 3
〔Amazonの現在価格はぼったくりです、購入時は5千円程度でした〕
バーナーパットは、炊飯の際に一箇所に火力が集中するのを防ぎ満遍なく加熱するため。試してはいませんが、焦げ付き防止になるようです。
登山もせず、ヒキコモリ傾向が強いのに何故にこれを買いそろえていたか、振り返って自分でも不思議です。まあ、そりゃ小言くらい言いたくなりますわな...
炊飯開始
あちこちの登山ホームページを事前にチェックしてみました。
米:水の分量比は1:1.2、普通に鍋で炊くのと同じで良さそうです。無洗米だと1.4程度を勧めているホームページが多いです。
加熱時間は、トータル18分ほどが目安だそう。
今回は無洗米では無いので、本来ならば米二合〔150×2=300グラム〕と水〔300×1.2=360グラム〕で660グラムが適当ですが700グラムとしてみました。焦げるのが恐いので水多めです…
事前に水に漬けておくことを強く勧めるページが多いので、30分以上水に漬けておきました。
「はじめちょろちょろ…」の言葉通りなら、沸騰して炊飯が終わるまで、フタをあけないのが理想ですがカセットガスが冷えると火の勢いが急に弱くなったりもします。念のため沸騰するまではフタをあけ、かき混ぜながら確認。沸騰したらフタをして弱火で。
「炊きあがったら音が変わる」とはよく言いますが、慣れないと実に解りにくい。「チリチリ」と聞こえたような気がしたので、予定通りにトータル18分の加熱で火を止めました。止めたら新聞紙でくるんで10分程度蒸らします。
できあがりは、多少べちゃっとはしていましたが許容範囲です。水は規定通りの1.2倍が適切だったかも知れません。
断水時なら洗米も困難です。いざ断水に備え、無洗米の準備も必要だと感じました。
家族三人で夕食だけでも二合、一週間分なら一升四合程度で2.1キロですから最低3キロ程度の用意は要るでしょう。