日々の学習

授業前

世界史の教科書を学生が読んで自習する、一般の高校生にはとても難しい事です。

なぜなら「地域と時代がばらばらの記述」「語句の羅列で、説明がほとんどない」からです。最近の国語力低下の問題も、ますます読解を困難にしています。教科書に使われている熟語の意味がわからないからです。

それでは教科書は全く無意味か、というと予習に使えます。

本来ならば「子供が読んで、理解できない本を教科書にはしない」のが大前提なんですが。

授業の前に5分間だけで構いませんから、その日に習う範囲だけでも読んでおきましょう。赤鉛筆などで、解らないところ・語句にラインを引いておくのも効果的ですよ。

授業中

「ノート提出があるから」ノートを必要以上に綺麗に書こうとする、これ実は本末転倒です。

「ノート提出」は、平常点つまり評価点を「客観的」につけるためにやっているわけですが、そもそも個人の備忘録であるノートを「客観的」に評価しようという試み自体が無意味です。

本来ノートは備忘録、つまり授業の内容を忘れないようにするためのものです。「見直したときに、授業内容が思い出せるように取る」ことが重要になります。

ノートを綺麗に取ることにとらわれすぎず、教師が話していることに耳を傾けましょう。もし、穴埋め式のプリントで授業が行われている場合は尚更です。

教師が力を込めて話しているところ、因果関係の説明をよく聞いて「メモや矢印」を書き込んでください。授業前に教科書を読んで解らなかった因果関係や語句の説明を、ノートに書き込むのも忘れずに。

繰り返しますが「後で見返して、授業内容を思い出せる」ことを第一に、ノートは取るべきなのです。

授業後

授業があったその日のうちに教科書・資料集・ノートを見返しましょう。解らなかったことが有れば、調べてみましょう。

復習は「全く歴史を知らない人に、説明できるように」してみてください。まずは大きく、授業で聞いた「流れ」を確認しましょう。ノートを元にして、自分で大まかな「年表」を作ってみるのもいいですね。

次に事柄や人名を覚えましょう。「それは何か・誰か」に気をつけて。年号はそう気にしなくても構いません。それよりも「それは何世紀のいつ頃くらいのことか」に気を配ってください。

また、記憶は「芋づる式」に思い出されますから、ほかの事柄と関連付けて覚えるようにしましょう。教師が余談で話していたくだらないことでも構いませんから。なぜなら関連づけ無い丸暗記は忘れやすく、思い出すことも難しいからです。

全く歴史を知らない人」にちゃんと伝えられるようになれば、復習は完璧です。とても難しい事ではありますけどね。

人に話せるようになるのは、自分の中で知識をちゃんと消化できた証拠です。

家の人に話してみても面白いですし、もちろんペットにでもぬいぐるみにでも話してもらっても構いません。

まあ、人目が気になりますよね、部屋でこっそり話しかけてみましょう…